
初めてバイクでキャンプに行ったのは2013年9月21日(土)でした。
それまでキャンプには車で行っていたので、バイク用にあらたに道具を買い揃える必要がありました。
その際に購入したものは、下記の「装備」の欄をご覧ください。
場所は「かわせみ河原」
最初はまず近場でと、ここを選びました。
自宅からは下道で行っても二時間ほど。
埼玉県寄居町にあるキャンプ場で、使用料はバイクだと一泊600円です。
午後4時半に気ままに家を出て、到着したのは7時前。
当時はキャンプブームではなかったので、週末だったにも関わらず、テントを張れる場所はだいぶ残っていました。
僕以外は皆さん車でファミリーキャンプの方ばかりでした。キャンプツーリング自体が、この頃は珍しかったように思います。
河原の砂利に足を取られながらバイクを停め、こんな具合にテントを張りました。
なんと質素な装備。
今見るとなんだか初々しい。
奥の林で枯れ竹を拾ってきて、夜は焚火をしました。
晩飯はインスタントラーメンです。
晩飯を食べ終え、薪が燃え尽きると、もうやることがない。
キャンプへ行くのもゆっくりするのも久し振りだったので、ヒマ過ぎてヒマ過ぎて最初はどうしようかと思いました。
ここには何も無い。テレビやネットはもちろん、戦争も事件も、経済も仕事も、やらなきゃならない雑事や頭を悩ます問題も、心を荒立てる雑音も、車の喧噪も、ヒマを紛らわす道具も、寂しさを慰めてくれる友達もいっさい無い。
あるのは、静かな自然の営みと本来の時の流れ。そして必死に何かをやろうとしている自分。時間に追われ、追いかけている自分。
静けさに身を任せてると、普段自分がどれだけ雑音に翻弄されているかが実感出来ます。
こんな感覚は、数年前にアイソレーションタンクに入った時以来でした。
月を見上げ、星を数え、気が付くと2時間半。僕の人生、僕の家族、友人、仕事、やりたい事、あれやこれや……。
本来の自分とたっぷり手をつなぎました。
朝目覚めると、朝靄に映える鮮やかな朝陽と新しい自分が僕を待っていました。
奇しくも一日目の21日は父の命日、二日目の22日は友人の命日。
帰りは国道30号を南下して、父の墓参りをして帰宅しました。
こうして初のキャンプツーリングは、とても印象深い経験を僕に与えてくれました。
というわけで、もうずっぽりです。
装 備
バイク用にあらたに購入した道具たちです。これからキャンプしてみようという方のご参考にでもなればと思います。
(価格は購入時のものです。)
テント
BUNDOK「ツーリングテントA」3,200円
ソロ用テントとしては充分。大雨や台風にも耐えた、なかなかしっかりしたテントです。
唯一の難点は、雨の時、フライシートの結露がインナーに少し染み込んで来ることです。でもまあ、拭けばいい程度。
こうした自立型テントはペグを打ち込めないような場所でも立てれるので、最初に購入するのはまずは自立型がおすすめです。
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寝袋
OGAWA CAMPAL「コンパクトシュラフ」4,454円
収納サイズ:20×径12cm
収納サイズがえらく小さいので購入したんですが、生地が薄過ぎました。これは夏専用。
初めて寝袋を購入しようとお考えの方は、3シーズン用のものを選ばれた方がいいと思います。
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火器
Iwatani「ジュニアコンパクトバーナー」2,990円
収納サイズ:82×68×109mm 重量:約274g
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いい商品ですが、五徳の形状がちょっと難点。独特の形をしているので、小さいクッカーやミニ鉄板のような物はうまく乗りません。
イワタニが新しく立ち上げたブランドFORE WINDSの後継品「マイクロ キャンプ ストーブ」は五徳が改良されているので、そちらの方が使いやすいと思います。
焚火台
「Pocket Cooker」3,000円
大きさ:235×95×高さ120mm 重量:560g
キャンプブーム前はソロ用の焚火台はまだ数種類しか売っていませんでした。その中でもちょっと異色な製品。
折り畳むと文庫本サイズになる、その名通りのポケッタブルな焚火台です。 詳細は ▷焚火台
あまりにマイナーだったせいか、今はもう廃盤になってしまいました。
クッカー
snow peak「トレック900」1,974円
容量:900ml 重量:265g
クッカーは大きめの方がいいだろうと、これを買ったんですが、バイクでキャンプしていうるちに小型のクッカーで充分だと気づき、今はあまり使わなくなってしまいました。
今は100均でもクッカーがいろいろ出ていますので、まずはそちらで試してみた方がいいと思います。
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その他
他の道具はほぼ100均商品です。
バッグ
TANAX「ミニフィールド シートバッグ」8,738円
サイズ:200×370×300mm(最小時)
容量:19リットル〜拡張時27リットル
固定ベルトとレインカバー付き。
両サイドのジッパーを開けると容量を拡張することができます。
ツーリング用に作られただけあり、とてもいいバッグです。
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ジェンマはシートに何も縛り付けられないので、このバッグを購入しましたが、バイクを離れてバッグを運ばなければならない場合もあるので、積載可能であればバックパックの方がいいと思います。
価格は全て購入当時の価格。合計は26,000円ほどでした。
僕はシートバッグを購入しましたが、バッグを買わずに済ませた場合、2万円以内で揃えることが出来ます。
テントと寝袋、あとは調理道具さえあれば、とりあえずキャンプは出来ます。
最初に全てを揃えようとするとお金がかかるし、後々に必ず別の道具の方が欲しくなったりするので、まずは最小限の道具から始めて、少しづつ自分に合った道具を揃えていくことをおすすめします。